気分はすっかり縄文人!?都内で楽しむ縄文スポット3選
2018年7月18日 更新

気分はすっかり縄文人!?都内で楽しむ縄文スポット3選

開始早々話題を呼んでいる、東京国立博物館で開催中の特別展「縄文―1万年の美の鼓動」。これをきっかけに、縄文時代に興味を持ったという方もいるのではないでしょうか。そんな縄文初心者のために、縄文好きがおすすめ!東京都内で縄文文化を体感できるスポットをご案内します。

みのうち社みのうち社

日本考古学発祥の地!大森貝塚遺跡庭園(品川区)

1877(明治10)年にモース博士により発見・発掘された大森貝塚は、日本初の学術的発掘が行われた場所として「日本考古学発祥の地」と呼ばれています。

貝塚とは当時住んでいた人たちのゴミ捨て場のこと。食べ物などの生活ゴミのほか、壊れた土器や道具が見つかることもあります。古代の人々の生活を知ることができる貴重な場所なんです。
大森貝塚碑

大森貝塚碑

via 提供:しながわ観光協会
庭園内には「縄文の広場」や「地層の回廊」など縄文時代をイメージして作られた場所があり、古代に思いを馳せながらお散歩することができます。
縄文時代の暮らしについて学ぶことができる「貝塚学習広場」では、気になる謎が解けちゃうかも?

大森貝塚遺跡庭園(東京都品川区)の中には貝塚展示ブースがあり、実際に貝塚を見ることができます。近くにある品川歴史館にも、大森貝塚からの出土品がいくつか展示されています。
品川歴史館でも大森貝塚の貝層が見られる

品川歴史館でも大森貝塚の貝層が見られる

via 提供:品川歴史館
大森貝塚遺跡庭園のモース博士像

大森貝塚遺跡庭園のモース博士像

大森貝塚を発見したアメリカ人の動物学者、エドワード・シルベスター・モース。モースは横浜から新橋へ向かう列車の車窓から大森貝塚を見つけたとか。なんともビックリです!

研究目的で来日したモースですが、後に東京大学で動物学・生理学を教えることになります。日本滞在中は学校での研究や授業のほか、大森貝塚の発掘調査や採集旅行をしていたそう。
via 提供:しながわ観光協会

縄文人気分が満喫できる!東京都立埋蔵文化財調査センター(多摩市)

東京都立埋蔵文化財調査センター(東京都多摩市)では、旧石器時代から近世まで、多摩丘陵から発掘された出土品が収蔵・展示されています。この地域では縄文時代にも多くの人々が住んでいたそうで、縄文土器や土偶、石器なども多く出土しています。

こちらのオススメはなんといっても体験コーナー!
場所によるかもしれませんが、縄文人の主食は主にドングリだったそうです。体験コーナーでは、そのドングリを当時のように石皿ですりつぶす体験ができます。ちょっとした縄文クッキングですね。

他にも、実際の土器に触ってみたり、火をおこしたり、さらには縄文人の衣装を着てみたりと色々な体験も可能。充実の体験コーナーで、気分はまさに縄文人!
提供:東京都埋蔵文化財センター (22326)

via 提供:東京都埋蔵文化財センター
また、隣接する遺跡庭園「縄文の村」は、なんと実際に縄文集落があった場所。
復元された竪穴住居があり、焚火された炉を囲むことができます。まるで当時にタイムスリップしたかのようですね!
※火焚き、野焼きのスケジュールはHPをご確認ください。
復元された住居

復元された住居

via 提供:東京都埋蔵文化財センター
24 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

みのうち社

みのうち社

歴史好きなイラストレーター&ライター、デザイナー、編集者の3人組。 武将の城や偉人の史跡、神社仏閣、美術など、身近にあるものでも最大限に楽しめる「歴史エコ」な情報を発信していきたいと思います。 今後は、各種イベントや本の企画など、歴史にまつわる仕事をしていく予定です。よろしくお願いします! 公式

関連する記事 こんな記事も人気です♪

史上初・縄文の国宝全6件が集結!特別展「縄文─1万年の美の鼓動」レポート

史上初・縄文の国宝全6件が集結!特別展「縄文─1万年の美の鼓動」レポート

東京国立博物館(東京都台東区)では、縄文時代にスポットを当てた特別展を2018年7月3日(火)から9月2日(日)まで開催。「縄文の美」をテーマに、縄文の国宝全6件が勢ぞろいすると話題の本展を一足お先に拝見!その見どころをご紹介いたします。
土偶ペンライトがやばい!特別展「縄文」限定グッズつき前売券が発売

土偶ペンライトがやばい!特別展「縄文」限定グッズつき前売券が発売

「縄文の美」をテーマに、日本各地で育まれた優品が集まる特別展「縄文ー1万年の美の鼓動」が東京国立博物館にて開催。7月3日(火)の開催を前に、限定オリジナルグッズと前売一般鑑賞券がセットになった前売券が4月3日(火)より発売されます。土偶型のペンライトなど今までにないグッズは、土偶ファンならずとも見逃せません!
パンダと一緒に古墳も見よう! 東京こんなところに古墳(上野・芝・代官山編)

パンダと一緒に古墳も見よう! 東京こんなところに古墳(上野・芝・代官山編)

東京の23区内にもけっこう残っている古墳。開発などで消えた古墳が多いですが、現在見に行ける古墳だってまだまだあります。今回は23区の中でも都心にほど近い上野と芝、そして代官山にある古墳を紹介いたします。全て最寄りの駅から歩いて5分程度の距離。知らずに通り過ぎていたら損ですよ!!
東京駅の謎、答えは佐賀に!建築家・辰野金吾の粋な干支ミステリー

東京駅の謎、答えは佐賀に!建築家・辰野金吾の粋な干支ミステリー

日本の玄関口、東京駅。平成24(2012)年に大改修が行われ、大正3(1914)年当時と変わらない姿に生まれ変わりました。辰野金吾が設計した駅舎には隠れた見どころがあり、その謎は遠く佐賀県にも関係があることがわかりました。この夏休み、東京駅を利用する際はぜひチェックしてみてください。
目黒は江戸の人気観光地!浮世絵にも残る当時の面影【古地図と巡る江戸街並み探訪:第2回】

目黒は江戸の人気観光地!浮世絵にも残る当時の面影【古地図と巡る江戸街並み探訪:第2回】

桜の季節には目黒川沿いが美しく彩られ、高級住宅街が広がり、おしゃれな店舗も並び立つ街、目黒。この街は、江戸時代はどのような姿であったのでしょうか。JR目黒駅界隈から東急東横線中目黒駅界隈までを、江戸時代の古地図とともに、この街の歴史を探ってみたいと思います。きっと意外な発見があることでしょう。
藩主自ら脱藩!?「最後の大名」林忠崇の戊辰戦争【小栗さくらがゆく!幕末維新のみち:第18回】

藩主自ら脱藩!?「最後の大名」林忠崇の戊辰戦争【小栗さくらがゆく!幕末維新のみち:第18回】

歴史タレント・小栗さくらが、幕末維新ゆかりの場所を旅する連載。第18回は、昭和まで生きた最後の大名・林忠崇ゆかりの地。請西藩の第3代藩主でありながら、大名自らが脱藩してしまうという異色の経歴を持つ稀有な人物でもあります。あまり知られていない人物ではありますが、彼の戊辰戦争の軌跡を辿れば、きっと興味がわくはずですよ。
西郷隆盛も好物のスイカを買っていた日本橋・千疋屋総本店

西郷隆盛も好物のスイカを買っていた日本橋・千疋屋総本店

夏といえばスイカ。その歴史は古く、あの西郷隆盛も好物だったといいます。西郷が江戸に住んでいた際、スイカを購入したといわれるのが、皆さんもご存知のあの有名果物店でした。今回は西郷とスイカにまつわるエピソードを紹介します。
加藤神社、本妙寺、覚林寺…御朱印で巡る加藤清正ゆかりの地

加藤神社、本妙寺、覚林寺…御朱印で巡る加藤清正ゆかりの地

7月25日は加藤清正の誕生日。清正は秀吉の子飼いの将として武功を立て、最後は熊本藩の初代藩主になりました。勇猛果敢な武将として有名で、信長亡きあとの織田家の覇権を争った「賤ヶ岳の戦い」では七本槍に数え上げられています。「虎退治」や片鎌槍など、猛将らしいエピソードも枚挙にいとまがありません。また、お城好きには「築城名人」としても有名なのではないでしょうか? 今回はそんな清正ゆかりの御朱印をご紹介します。
【王様は芥川龍之介!?】文豪たちが集った田端文士村がアツすぎる

【王様は芥川龍之介!?】文豪たちが集った田端文士村がアツすぎる

7月24日は芥川龍之介の命日「河童忌」です。芥川が晩年を過ごした地・田端は、「田端文士村」と呼ばれ文豪が集い、交流の場となっていたことをご存知でしょうか。今回は田端文士村と芥川、そして彼と交流を持った文豪たちとのエピソードをご紹介しましょう。
創業200年!勝海舟やジョン万次郎も愛した浅草の名店『鰻やっこ』

創業200年!勝海舟やジョン万次郎も愛した浅草の名店『鰻やっこ』

2018年7月20日は「土用の丑(うし)の日」。暑い夏を乗り切るために、栄養価の高い鰻(うなぎ)を食べようという日本の風習ですが、古くから鰻は江戸っ子たちに人気でした。今回は老舗のうなぎ屋さんのなかでも、勝海舟など歴史上の人物にゆかりのあるお店を紹介します。