刀剣好きにはたまらない!刀剣博物館とは
現代の刀剣業界や刀職界を牽引する「日本美術刀剣保存協会」の総本山であり、幾振もの国宝・重要文化財の刀剣を所蔵する刀剣博物館。1978年5月25日、新宿区初台にて開館し、2017年3月31日に移転のため閉館。そして2018年1月19日、墨田区両国の旧安田庭園内にオープンすることとなりました。
最近では全国各地で若い方向けにも拝見しやすい企画展が増えており、奈良、平安の時代から、刀剣が信仰や権威の象徴、美術品として扱われてきた歴史を知る機会が増えました。
そんな「伝統」と「現在のブーム」の間には、戦後における日本刀の没収・廃棄の危機もありましたが、それらを乗り越え、日本刀の保存と研究のために設立されたのが「日本美術刀剣保存協会」になります。
そんな「伝統」と「現在のブーム」の間には、戦後における日本刀の没収・廃棄の危機もありましたが、それらを乗り越え、日本刀の保存と研究のために設立されたのが「日本美術刀剣保存協会」になります。
国宝3点、重要文化財7点を含む貴重な刀剣を所蔵
刀剣博物館は「太刀 銘 延吉」「太刀 銘 国行(来)」「太刀 銘 国行(当麻)」など国宝3点のほか、平安・鎌倉・南北朝期の作品を中心に、たくさんの貴重な刀剣を所蔵しています。常設での展示はありませんが、拝見できる機会を待ちたいですね。
新しくなった刀剣博物館の魅力
近年の博物館らしいモダンな建物も素敵な刀剣博物館。まずはどんなところが新しくなったのか、広報の荒川史人さんにお伺いしました。
企画展を観る前に立ち寄りたい1階の無料コーナー
まずおすすめなのは1階の無料コーナー。「日本刀はどの様に作られているか」など、刀剣の基礎知識を得ることができます。企画展は3階からなので、特に初心者の方はこちらから見られるのがいいでしょう。
また1階にはカフェスペースも。大きな窓からは庭園が眺められ、コーヒーを飲みつつ贅沢な時間を過ごすことができます。
さらに魅力的なのが、最上階にある屋上庭園です。旧安田庭園、両国国技館、隅田川が臨める空間は、鑑賞で集中した気持ちを切り替えるのにぴったりです。
また1階にはカフェスペースも。大きな窓からは庭園が眺められ、コーヒーを飲みつつ贅沢な時間を過ごすことができます。
さらに魅力的なのが、最上階にある屋上庭園です。旧安田庭園、両国国技館、隅田川が臨める空間は、鑑賞で集中した気持ちを切り替えるのにぴったりです。