2018年大河ドラマ「西郷どん」のロケ地になるかも?西郷隆盛ゆかりの地
2016年12月16日 更新

2018年大河ドラマ「西郷どん」のロケ地になるかも?西郷隆盛ゆかりの地

2018年に放送予定の大河ドラマは西郷隆盛を主人公とした「西郷どん」に決まりました。西郷隆盛といえば薩摩の偉人ですが、活躍の舞台は日本各地に存在します。今回は一足先に、大河ドラマのロケ地になるであろう西郷隆盛ゆかりの場所をご紹介します。

ユカリノ編集部ユカリノ編集部

今回ご紹介する西郷隆盛ゆかりの地はこちら

・清閑寺(京都)
・枕流亭(山口県)
・池上本門寺(東京都)
・私学校跡(鹿児島)
・城山(鹿児島)

1分で分かる「西郷どん」こと西郷隆盛の生涯

西郷隆盛

西郷隆盛

エドアルド・キヨッソーネによる西郷隆盛のコンテ画。ただし、キヨッソーネは西郷の顔を見たことがなく、西郷の親戚を参考に想像で描写されたもの。
文政10(1828)年、薩摩藩下級藩士・西郷吉兵衛隆盛の息子として、西郷は薩摩国鹿児島城下加治屋町に生まれました。

西郷は薩摩藩主・島津斉彬に仕えるも、彼の急死により失脚し奄美大島へ流されます。復帰しても、当時実権を握っていた島津久光とは反りが合わず、今度は沖永良部島へ流刑となってしまいました。
しかし、小松帯刀や大久保利通らの取り成しにより再度復帰し、禁門の変、薩長同盟締結や江戸城無血開城などで活躍しました。
新政府では大久保と対立し、政変で下野し鹿児島に戻り、私学校を建設して若者の教育を行うようになります。しかし明治10(1877)年、私学校生の暴動をきっかけに西南戦争が勃発。西郷はその指導者となりましたが、政府軍に敗れ自刃しました。

月照との密談の場・清閑寺(京都)

「清閑寺の本堂」

「清閑寺の本堂」

京都市東山区にある真言宗智山派の寺院。『平家物語』の悲恋で知られる高倉天皇と小督局ゆかりの寺院でもあります。
将軍継嗣問題で薩摩藩は一橋慶喜派であり、西郷は勤皇派の僧・月照と共に朝廷に慶喜を将軍にするようはたらきかけますが失敗します。そのため、徳川慶福(後の家茂)を推した大老・井伊直弼による弾圧の対象となってしまいました。
清閑寺境内にある西郷と月照が密談した「郭公亭」跡に建つ石碑

清閑寺境内にある西郷と月照が密談した「郭公亭」跡に建つ石碑

「大西郷月照王政復古謀議舊趾」と彫られています
西郷と月照はこの清閑寺で幕府の追っ手から逃げる密談をし、何とか薩摩へ逃げ込みますが、月照は受け入れ拒否され、やむなく2人は錦江湾で入水自殺を図りました。結果、月照は死に、助かった西郷は奄美大島へ流刑となってしまうのです。

薩長連合討幕軍結成の舞台!枕流亭(山口県)

禁門の変などで薩長間には溝がありましたが、坂本龍馬の仲立ちで話し合いが実現します。慶応3(1867)年、薩摩からは西郷・大久保・小松ら、長州からは木戸孝允や伊藤博文らが出席し、枕流亭で会合が持たれました。ここで薩長は協力して幕府を討つことに合意し、連合討幕軍が結成されるのです。
枕流亭

枕流亭

枕流亭の2階で薩長の話し合いが行われました
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