【足利学校、鑁阿寺、美人弁天まで】足利氏ゆかりの地・足利市のオススメ史跡
2018年2月2日 更新

【足利学校、鑁阿寺、美人弁天まで】足利氏ゆかりの地・足利市のオススメ史跡

南北朝時代の偉人・足利尊氏を輩出した足利氏の本拠地である栃木県足利市。昨今では刀剣ブームにより足利ゆかりの刀工が注目され、多くの刀剣ファンでにぎわっています。そこで本稿では足利氏ゆかりの地・足利市のオススメ史跡をご紹介。この機会にぜひ、足利氏の歴史と文化にふれてみてはいかがでしょうか?

みのうち社みのうち社

足利市といえばココ!足利学校

史跡足利学校

史跡足利学校

via 写真提供:栃木県
言わずと知れた日本最古の学校。
足利学校の創建年代については諸説ありますが、明らかになっているのは、永享11年(1439)に関東管領の上杉憲実が、鎌倉の円覚寺から僧・快元を招き、足利学校を再興してからです。
また、この時に寄進された書物は国宝に指定されています。

車でおでかけの際には、東の道を挟んで対面にある駐車場を利用しましょう。駐車場には観光案内所とお土産屋がセットになった「太平記館」もあります。
写真提供:みのうち社 (13971)

駐車場からは歩道橋を渡って足利学校へ。歩道橋の高さから見る足利学校もまたオツです。

via 写真提供:みのうち社
学校門

学校門

教科書などで、一度は見ている「学校門」。銀杏の木とセットで絵になりますね。ここをくぐれば校内です。
via 写真提供:みのうち社
孔子廟

孔子廟

via 写真提供:みのうち社
学校門をくぐってまっすぐ進み、杏壇門をくぐるとみえてくるのが孔子廟。中には孔子像と小野篁公像が安置されています。
孔子はともかく、なぜ小野篁?と思ったら、小野篁が開校した説があるのだそうです。

東郷平八郎お手植えの月桂樹

東郷平八郎お手植えの月桂樹

このあとご紹介する村松記念館とも縁のあるネタなのでご紹介。

via 写真提供:みのうち社
孔子廟から向かって左にある海軍大将・東郷平八郎お手植えの月桂樹。反対側には海軍軍令部長・伊東祐亨、第二艦隊司令長官・上村彦之丞のお手植えの月桂樹もあります。日露戦争後にこちらに訪れて植えたのだとか。
庫裡

庫裡

via 写真提供:みのうち社
いよいよ足利学校のメインの建物へ!

応仁の乱以後、戦乱の世にあっても開校し続けた足利学校は、生徒の数が3000といわれるほどに隆盛。天文18年(1549)にはフランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介されました。
足利学校の内観

足利学校の内観

現在は足利市民の心のよりどころとなっている足利学校。足利市ゆかりの刀工「源景國」も注目されており、年間通して観光客でにぎわっています。
via 写真提供:栃木県
戦国時代には北条氏政の庇護を受け再興。江戸時代は徳川幕府の庇護を受け、将軍の吉凶を占い献じていました。
しかし明治維新の廃藩置県の折に敷地の半分が小学校に転用され、建物の多くが撤去されてしまいました。
そこで立ち上がった有志が蔵書の散逸を防ぎ、史跡として整備。紆余曲折を経て今日の姿になったのだそうです。
写真提供:みのうち社 (13980)

方丈からみた庭園の眺め。銀杏の木が色づく秋がオススメです。


via 写真提供:みのうち社

2月2日から『秘蔵刀剣「景國」「清光」「安定」特別展示』開催!

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みのうち社

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歴史好きなイラストレーター&ライター、デザイナー、編集者の3人組。 武将の城や偉人の史跡、神社仏閣、美術など、身近にあるものでも最大限に楽しめる「歴史エコ」な情報を発信していきたいと思います。 今後は、各種イベントや本の企画など、歴史にまつわる仕事をしていく予定です。よろしくお願いします! 公式

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