【 学問の神様、武将ゆかりの地も 】合格祈願&学業成就にお詣りしたい神社10選
2017年11月27日 更新

【 学問の神様、武将ゆかりの地も 】合格祈願&学業成就にお詣りしたい神社10選

受験勉強もラストスパート。最後の仕上げに、今回は合格祈願にお詣りしたい神社をご紹介します。学問の神様・菅原道真を祀る神社や、戦国武将が必勝を祈願した神社を紹介、“落ちない”パワースポットまで。高校や大学の入試試験はもちろん、資格の試験や昇進試験がある方もぜひ、お詣りください。

ユカリノ編集部ユカリノ編集部

今回紹介する神社はこちら!

■学問の神様・菅原道真を祀る神社
・総本山のひとつ:北野天満宮(京都市)
・道真の最期の地:太宰府天満宮(福岡市)
・大学の下見も兼ねられる:湯島天神(東京都文京区)
・道真公おみくじは必須:亀戸天神社(東京都江東区)
・菅原氏の発祥地・菅原天満宮(奈良市)

■武将ゆかりの神社
・織田信長が必勝祈願:手力雄神社(岐阜県各務原市)
・「不落城」上田城主真田家を祀る:真田神社(長野県上田市)
・頼朝、尊氏、秀吉も関わりをもつ:勝尾寺(大阪府箕面市)

■“落ちない”パワースポット
・顔面部だけの大仏:上野大仏(東京都台東区)
・災害にも耐えた:釣石神社(宮城県石巻市)

学問の神様・菅原道真を祀る神社

菅原道真

菅原道真

「学問の神様」とは、一般的に平安時代に活躍した菅原道真のことをさします。全国に数多くある「○○天神」「◯◯天神社」「◯◯天満宮」という名前の神社は、すべて菅原道真を祭神としてお祀りしています。

幼少の頃から聡明だった道真は、わずか5歳にして和歌を詠み、11歳の時に漢詩を作り、14歳で天才と賞賛され、31歳の時には当代一の学者として文章博士(もんじょうはかせ)に任ぜられるほどの人でした。

時の天皇に重宝されて出世し、ついには藤原家以外、学者の家系では異例ともいえる右大臣にまでのぼりつめます。しかし、政争に巻き込まれて左遷、京から遠く離れた九州の太宰府で一生を終えます。死後、不遇の人生を送った道真の怒りをおさめることなどを理由に、京都に北野天満宮、福岡に太宰府天満宮が造営され、道真を「天神」として祀るようになりました。

総本山のひとつ:北野天満宮(京都市)

北野天満宮 本殿

北野天満宮 本殿

JR京都駅から市バス「北野天満宮前」下車。
全国に12000社におよぶ天神社・天満宮の中でも、京都の北野天満宮は平安時代から信仰が篤く、福岡県の太宰府天満宮とともに総本宮として天神信仰の中心地でありました。道真の学力にあやかろうと、毎年多くの受験生が押し寄せます。

本殿のほかに、もうひとつお詣りしたいのが「御后三柱(ごこうのみはしら)」。本殿の背中合わせの位置にあり、菅原家の祖先といわれる天穂日命(アメノホヒノミコト)と道真の祖父・菅原清公、父・菅原是善が祀られています。菅原家は道真だけでなく、祖父、父と三代にわたって大学頭・文章博士に任ぜられた家系なのです。

菅原家のご先祖さまの社であるこちらにもお詣りすれば、さらに安心かもしれません。

道真の最期の地:太宰府天満宮(福岡市)

小早川隆景が再建した本殿

小早川隆景が再建した本殿

西鉄太宰府駅より徒歩5分。
もうひとつの総本宮が太宰府天満宮。
大宰府へ左遷された道真はそのまま逝去。弟子たちが亡骸を運んだ際、棺を引いていた牛が現在の太宰府天満宮の場所で動かなくなったため、神になった道真からの神託と考え、その場に葬り、廟を建てたのが始まりとされます。

本殿は天正19年(1591)に、小早川隆景によって再建されたもの。敷地内には、黒田官兵衛が晩年を過ごした「如水堂」もあります。
また、太宰府といったら梅ヶ枝餅。参道の店で買えるほか、境内にある茶屋でも食べられます。店によって餡子の味や焼き加減が微妙に違うので、食べ比べるのもおすすめです。
勉強に疲れた時にも…梅ヶ枝餅

勉強に疲れた時にも…梅ヶ枝餅

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