【利家&まつ、龍馬&おりょう…】あやかりたい!歴史上のいい夫婦ゆかりの地
2017年11月22日 更新

【利家&まつ、龍馬&おりょう…】あやかりたい!歴史上のいい夫婦ゆかりの地

11月22日は「いい夫婦の日」ですね。歴史上にもおしどり夫婦と呼ばれるカップルがいますが、みなさんは、誰に憧れますか?戦国の動乱を夫婦の絆で乗り越えた利家とまつ、追われる夫の危機を救った幕末を代表する夫妻・龍馬とおりょうなど、今回は時代を超えて親しまれるおしどり夫婦5組のゆかりの地をお届けします。ぜひ、その地をめぐって幸せなふたりにあやかりましょう♪

ユカリノ編集部ユカリノ編集部

前田利家・まつ「金沢城」(石川県金沢市)

金沢城

金沢城

JR金沢駅から路線バスで「兼六園下」下車、徒歩で2分。
via 写真提供:金沢市
戦国時代を代表するおしどり夫婦・前田利家とまつは、利家21歳、まつ12歳の時に結婚し、11人もの子供に恵まれました。夫・利家をまつが献身的にサポートした(時に尻を叩いて)ことが有名ですね。
賤ヶ岳の戦いの後、利家が入城し改築を進めたのが金沢城でした。夫婦が加賀百万石の夢の始まりを共に見た記念の場所でもあります。
火事でほとんどの建物が焼失しましたが、今は櫓や門の数々、堀や庭園が復元され、かつての優雅で豪華な加賀文化を偲ばせる姿が戻ってきました。入口に当たる石川門付近に、利家の像がありますよ。
金沢城は利家ひとりなんですが……

金沢城は利家ひとりなんですが……

ふたりの銅像がある!小丸山城(石川県七尾市)

小丸山城址公園にある銅像

小丸山城址公園にある銅像

JR七尾駅から徒歩で15分。
前田利家が能登の大名として七尾入りしてから、金沢へ拠点を移すまでの間、前田領の政治経済の中心地であった小丸山城。現在は公園として整備され、春には桜の名所となっています。

この像は大河ドラマ「利家とまつ」の放送決定を受けて平成13年(2001)に作られたもの。銅像としては出来立てですが、こうしてドラマをきっかけに作られるのはうれしいですよね。

吉川元春・新庄局「吉川元春館」(広島県山県郡)

吉川元春館跡の石垣

吉川元春館跡の石垣

広島駅からバスで120分。
中国自動車道千代田ICから車で20分。
戦国武将・吉川元春は嫁取りに当たり、不美人で有名な新庄局を望みました。彼女を娶れば、その兄の有力武将・熊谷信直は自分のために尽くすだろうと考えたからです。
政略結婚の2人でしたが、夫婦仲は極めて良好で、元春は側室すら置きませんでした。よほど相性が良かったのでしょうね。

元春が隠居所としたのが、吉川元春館跡です。
現在は遺構のみとはいっても、行って見るとその広さに驚くはず。また、館を囲む高さ3mの石垣は圧巻ですし、土塁も高く、守りが固められていたことがわかります。

また、トイレの遺構もあったり、遺構外からは「かかいさまへ(おかあ様へ)」と書かれた、新庄局に宛てられたとされる木製の荷札なども出土していたりと、珍しい遺構でもあります。少し遠いですが、行く価値ありのゆかりの地です。
復元された台所

復元された台所

細川忠興・ガラシャ「勝竜寺城」(京都府長岡京市)

勝竜寺城公園にある模擬櫓と虎口跡

勝竜寺城公園にある模擬櫓と虎口跡

JR長岡京駅から徒歩10分。
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