「西郷どん」だけじゃない!様々な150年の節目を迎えた2018年歴史トピックスを総括【小栗さくらがゆく!幕末維新のみち:最終回】
2018年12月30日 更新

「西郷どん」だけじゃない!様々な150年の節目を迎えた2018年歴史トピックスを総括【小栗さくらがゆく!幕末維新のみち:最終回】

歴史タレント・小栗さくらが、幕末維新ゆかりの場所を旅する連載も、今回で最終回。2018年は、明治150年の記念の年であり、大河ドラマ「西郷どん」放送も手伝って、幕末から明治にまつわる歴史ニュースやイベントが絶えない1年となりました。幕末維新志士たちの生涯をゆかりの地とともに紹介した本連載と、小栗さくら自身が感じた今年の歴史トピックスを総括します!

小栗さくら小栗さくら

150年節目の年

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50年、100年、150年…という50年単位は、大きな節目となる年ですね。
今年は、旧幕府側と明治新政府側が戦った戊辰戦争の始まりから150年、そして明治への改元から150年という節目の年でした。

政府が主導し、立憲政治・議会政治の導入、国際化、技術革新、産業化…といった、近代国家への歩みを学ぼうという取り組みをしていたこともあり、全国で幕末明治期のイベントや特別展などが数多く開催された一年となりました。
「戊辰150年」「明治150年」というワードや、幕末維新関連のイベント・特別展を検索すると、チェックしきれないほどの数がヒットします。数えてみたところ、今年一年で関東だけでも100近くの取り組みがありました。驚きの数字ですよね。

明治150年

大河ドラマが「西郷どん」だったこともあり、薩摩や西郷隆盛と関連した特別展は全国的にとても多いものとなりました。また、明治維新の中心となった薩長土肥全体も盛り上がりを見せていましたね。

特に、薩長土肥の「肥(肥前)」にあたる佐賀県では、当時先進的な技術力を持っていた佐賀を「肥前さが幕末維新博覧会」などで積極的にアピールしていたのが印象的でした。大隈重信や江藤新平など、25人の偉人モニュメントを街なかに作ったことも話題になりましたね。
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また、幕末の激動期だけでなく、明治に入ってからの政治や文化についても注目され、特別公開された場所もありました。
神奈川県の大磯邸園では、普段庭からしか見られない陸奥宗光らの邸宅が公開され、予約で埋まるほどの人気となりました。行けなかった方は、ぜひ記事内の写真をお楽しみくださいね。

戊辰150年

一方、旧幕府側についた地域のイベントは、多くが「戊辰150年」という表記となっています。明治という時代の始まりは、必ずしも皆にとって明るいものではなかったこと、また幕府側として戦った者たちの無念も見過ごしてはいけないという想いを、そこから感じられるような気がします。

この連載でも、徳川の旗本として近代日本の礎を築いた「小栗(上野介)忠順」や、幕臣として箱館まで転戦した桑名藩主「松平定敬」、最後の大名「林忠崇」を取り上げました。
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小栗さくら

小栗さくら

中学生時代に司馬遼太郎氏の『燃えよ剣』を読んで以来、歴史に興味を持つ。 駒澤大学歴史学科卒業と同時に博物館学芸員資格を取得。 現在『歴史タレント』として、TVやCMに出演。また、イベント司会、講演会、コラム執筆と幅広く活躍中。 諏訪市公認キャラクター・諏訪姫の声優も務めている。 タレント活動と並行し「さくらゆき」というアーティスト名で歴史をテーマにした楽曲の発信、ライブ等を行っている『歴史系アーティスト』でもある。 公式

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