政宗所用の黒漆五枚胴具足の実物も!仙台市博物館の常設展「生誕450年ー伊達政宗と城」レポート
2017年8月22日 更新

政宗所用の黒漆五枚胴具足の実物も!仙台市博物館の常設展「生誕450年ー伊達政宗と城」レポート

伊達政宗といえば、誰もが思い浮かぶ金色の細い月形の前立。今年は伊達政宗公生誕450年を記念し、仙台市博物館では政宗公所用の具足「黒漆五枚胴具足」の実物が8/3~8/20の期間限定で公開となりました。そこで、さっそく実物を見に仙台へ。他にも多数展示されている政宗公ゆかりの品々とともにご紹介します。

ユカリノ編集部ユカリノ編集部

伊達家ゆかりの品々が盛りだくさん!仙台市博物館

仙台城三の丸跡にあり、現在は青葉山公園の一部となっている仙台市博物館。
仙台藩と伊達氏、慶長遣欧使節関連の資料などが充実しており、しかも実物が多く展示されているため、歴史好きなら必ず訪れたい博物館のひとつとして知られています。

2017年は政宗公生誕から450年ということで、常設展でも政宗公ゆかりの資料をたっぷり堪能できます。現在は夏の常設展「生誕450年ー伊達政宗と城」が開催中で、8/3~8/20の期間のみ「重要文化財 黒漆五枚胴具足(伊達政宗所用)」実物と「伊達治家記録」が展示されていました。もちろん他にも伊達家ゆかりの品々が多数展示。政宗好きならぜひチェックしたい、展示の見どころを一部だけご紹介します!
撮影:ユカリノ編集部 (5889)

via 撮影:ユカリノ編集部

8/3~8/20期間限定で実物が公開!政宗所用の具足「黒漆五枚胴具足」

重要文化財 黒漆五枚胴具足 伊達政宗所用 仙台市博物館蔵

重要文化財 黒漆五枚胴具足 伊達政宗所用 仙台市博物館蔵

via 撮影:ユカリノ編集部
こちらが伊達政宗所用、重要文化財「黒漆五枚胴具足」の実物です!

その名の通り、胴は黒漆塗の5枚の鉄板で構成されています。草摺(くさずり)は九間六段下がりで、兜は六十二間の筋兜で兜銘は「宗久」。政宗以後、歴代藩主や家臣たちもこの具足形式を踏襲したため「仙台胴」とも呼ばれます。
撮影:ユカリノ編集部 (5891)

via 撮影:ユカリノ編集部
いざ本物を目の当たりにすると、やはり重厚感が全然違います。漆黒のなかに輝く金の前立がとても美しく、しばし見とれてしまいます…。来場者の皆様も、「カッコイイ…!」と食い入るように見ていました。歴史好きなら一度は実物を見ていただきたいです。

生誕祝いに見たい!政宗誕生の記録も期間限定公開

「伊達治家記録」より政宗誕生の記述部分

「伊達治家記録」より政宗誕生の記述部分

via 撮影:ユカリノ編集部
そしてこちらも同じく期間限定展示の「伊達治家記録」に記された、政宗公誕生の記録部分です。
八月三日に義姫を母として生まれ、幼名が「梵天丸」だとも書かれています。450年前、政宗公がどのように生まれたのかを垣間見れる貴重な資料ですね。

この「伊達治家記録」と政宗公所用の具足の実物は、秋に開催の特別展「伊達政宗―生誕450年記念」でも見ることができます。今回見ることができなかった方はお見逃しなく!

伊達男・政宗公の美的センスが垣間見られるゆかりの品々

重要美術品 菊花図屛風

重要美術品 菊花図屛風

via 撮影:ユカリノ編集部
常設展では、他にも政宗公ゆかりの品々が多数展示されています。
白菊の描かれたこの屏風には政宗自らが書き込んだとされる「新古今和歌集」「和漢朗詠集」などを見ることができます。もとは政宗が晩年に居城としていた若林城の襖絵だったものを屏風にしたのだそう。
欧州製と推定される政宗愛用の金製ブローチ

欧州製と推定される政宗愛用の金製ブローチ

via 撮影:ユカリノ編集部
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