【 2017年はアニバーサリーイヤー!!】伊達好き歴女がおすすめ☆政宗公生誕450年の年に訪れたいゆかりの地
2017年8月3日 更新

【 2017年はアニバーサリーイヤー!!】伊達好き歴女がおすすめ☆政宗公生誕450年の年に訪れたいゆかりの地

伊達政宗公の誕生日は旧暦の8月3日です。1567年(永禄10年)生まれなので、今年はちょうど生誕450年にあたる、まさにアニバーサリーイヤー!!そこで今回は、政宗好きの筆者がおすすめする、政宗を感じられるゆかりの地と関連イベントをご紹介いたします。

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政宗ゆかりの地といえばやっぱり仙台!

仙台城(宮城県仙台市)

仙台城跡・隅櫓

仙台城跡・隅櫓

まずは政宗が築いた仙台城をご紹介。青葉山にあるので通称は青葉城。平山城で天守はなかったようです。
関ヶ原の戦いの後、この地に移った政宗が自ら城の縄張りを定め、地名を仙臺(仙台)と改めました。これが仙台の始まりです。
2003年に国の史跡指定となりました。建物は残っておりませんが、石垣・腰曲輪などの遺構、復元された大手門脇櫓などが見られます。
石垣をご覧の際には三の丸にある仙台市博物館から本丸に向かうのがオススメ。
政宗公騎馬像のある本丸は、仙台の街を一望できる人気スポットです。
政宗が築いたお城から、仙台の街を眺めてみるのも良いですね。政宗の気持ちに少し近づけるかもしれません。
政宗公騎馬像

政宗公騎馬像

via みのうち社

仙台市博物館(宮城県仙台市)

写真提供:宮城県観光課 (5697)

via 写真提供:宮城県観光課
仙台城の三の丸にあたる場所にある博物館です。
政宗の誕生日である2017年8月3日~8月20日まで政宗所用の具足(重要文化財・黒漆五枚胴具足)と仙台藩正史(伊達治家記録)の政宗誕生部分を常設展にて展示。
また、2017年10月7日~11月27日まで特別展『伊達政宗公─生誕450年記念』が開催されます。
記念すべきこの年は、政宗関連の講座企画も盛りだくさん。中には『伊達政宗のファッション』という講座も。さすがは伊達者の語源とされる政宗ですね。皆さんも気になる講座があるかもしれませんよ。是非チェックしてみてください。
伊達政宗胸像

伊達政宗胸像

元は本丸にあった政宗公騎馬像でした。こちらが初代の政宗公騎馬像、現在本丸跡にあるのが二代目となります。初代の方は戦時中の金属供出により撤去されてしまいました。しかし胸部より上だけ残っていたのが見つかったのです。これが伊達政宗胸像として、仙台市博物館の庭で見ることができます。政宗ファンなら騎馬像も胸像もどちらも見ておきたいですね。
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瑞鳳殿(宮城県仙台市)

瑞鳳殿

瑞鳳殿

通常の状態ではこのように瑞鳳殿の扉が閉まっております。瑞鳳殿本殿特別御開帳ではこの扉が開きます!!
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政宗が眠る霊屋(おたまや)です。唯一政宗に会える場所と言っても過言ではないでしょう。瑞鳳殿に向かって少し左側に政宗が眠っておりますので、政宗に会いに来た皆さんは真ん中よりも少し左にずれて参拝されてはいかがでしょうか。副葬品として具足や太刀、文箱などが見つかっております。武芸と学芸の両方に努めた政宗らしいですね。
瑞鳳殿の建物は政宗の没後、第二代藩主である息子の伊達忠宗が建立しました。政宗は生前からこの地で眠ることを決め、遺言に託していたそうです。国宝に指定されていた瑞鳳殿ですが、第二次世界大戦中に空襲で焼失してしまいました。現在の建物は1979年に再建されたものです。
2017年7月21日~8月31日まで『伊達政宗公生誕450年記念 瑞鳳殿本殿特別御開帳』が開催され、普段は閉まっている瑞鳳殿の扉が開かれております。この期間中は御朱印も生誕450年記念のものになります。訪れる方はこの機会に是非、御朱印をいただいてみては?

まだまだ仙台

他にも仙台にある政宗ゆかりの地をいくつかご紹介いたします。
仙台総鎮守・国宝の大崎八幡宮は政宗が創建しました。仙台総鎮守として政宗から歴代仙台藩藩主、仙台在住の方に長く慕われている神社です。
そして青葉神社。政宗の家臣・片倉小十郎景綱の子孫が宮司を務め政宗を祀る神社です。毎月月命日である24日を政宗公の日として行事が行われます。
少林山保春院も政宗ファンとしては行ってみたいお寺のひとつ。保春院とは出家した政宗の母・義姫の法名です。こちらは政宗が義姫の十三回忌を弔うために創建したお寺。お家騒動で毒殺されそうになったりと、義姫とは色々あった政宗ですが、生涯母を慕い仙台によんだ政宗の気持ちを思わずにはいられません。
大崎八幡宮

大崎八幡宮

国宝に指定されている社殿は安土桃山時代のもの。政宗も見たことでしょう。
via 写真提供:宮城県観光課
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歴史好きなイラストレーター&ライター、デザイナー、編集者の3人組。 武将の城や偉人の史跡、神社仏閣、美術など、身近にあるものでも最大限に楽しめる「歴史エコ」な情報を発信していきたいと思います。 今後は、各種イベントや本の企画など、歴史にまつわる仕事をしていく予定です。よろしくお願いします! 公式

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