山伏衣装で英彦山神宮参拝!歴史のまち・福岡県添田町モニターツアーレポート
2018年4月7日 更新

山伏衣装で英彦山神宮参拝!歴史のまち・福岡県添田町モニターツアーレポート

2018年3月、歴史好きの方のために開催された福岡県添田町モニターツアー。英彦山神宮奉幣殿での正式参拝や、山伏体験、さらに岩石城での甲冑体験など、町の歴史的魅力を存分に体験。その模様をレポートします。

磯部深雪磯部深雪

修験の聖地・福岡県添田町の歴史をたどるモニターツアー

刀剣好き・神社好き・日本の歴史大好き!な磯部深雪です。
某戦国武将所縁の地を巡り繋ぐのと共に、各所の寺社で所縁のテーマを以って正式参拝をさせていただくのをライフワークにしております。

今回、福岡県添田町の歴史的魅力を体験するモニターツアーに参加してまいりました。なかでも、県内のパワースポットのひとつ・英彦山神宮(ひこさんじんぐう)にて、細川忠興公が奉納した奉幣殿で正式参拝をさせていただけるとのことで、楽しみ…!

神の山として信仰されてきた英彦山

写真提供:添田町 (17283)

via 写真提供:添田町
英彦山は古来から御祭神『天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)』を祀り、信仰されてきた神の山。忍穂は天照大神(太陽)のお子様であることから、この山自体が「日の子の山」即ち「日子山」と呼ばれていたそうです。

忍穂の正式名称は『正勝吾勝 勝速日 天之忍穂耳命(マサカツ アカツ カチハヤヒ アメノオシホミミ ノミコト)』。日本神話に登場する神様は名前が皆長いですね。
古事記・日本書紀・先代旧事本紀など、書物によって表記が違ったりします。
ちなみに忍穂は国譲り・天降りの任に就いた邇邇芸命(ニニギ ノミコト)のお父様です。

最近は宇迦之御魂神(ウカ ノミコト)が祀られているところに多くお参りしてたので、久し振りのご挨拶。楽しみです。
鍋島勝茂公が寄進した銅鳥居

鍋島勝茂公が寄進した銅鳥居

via 撮影:ユカリノ編集部
最初に私達を迎えてくれた大きな鳥居は「銅鳥居(かね の とりい)」といい、高さ6.9メートル、柱の周り3メートルという青銅製で明神型の大鳥居です。寛永14(1637)年に肥前国の藩主・鍋島勝茂公により寄進されたものだそうです。
ちなみに扁額は享保19(1734)年、徳川吉宗公が将軍の時代に霊元法皇より御下賜されたものです。
英彦山神宮の参道

英彦山神宮の参道

via 撮影:ユカリノ編集部
けして急ではない階段。しかしこれが先へ先へ長く続きます。

この参道を進むと先程の「銅(かね)」に続いて「石の鳥居」「木の鳥居」が現れます。
銅鳥居までは一般人の居住地、銅鳥居から石鳥居までは山伏・神官・僧侶の皆様の領域、石鳥居から木の鳥居までは修行専念の領域と分かれており、最後の木の鳥居から先は神の領域とされているそうです。

当時の形をとどめている山伏坊舎「財蔵坊」でランチ

撮影:ユカリノ編集部 (16365)

まだまだ先は長いので、途中、添田町歴史民俗資料館として活用されている山伏坊舎『財蔵坊』でランチ。
野生動物が寄らないよう、通常は飲食禁止なのだそうですが、今回特別にご対応いただきました。
via 撮影:ユカリノ編集部
県指定の民俗文化財「財蔵坊」

県指定の民俗文化財「財蔵坊」

via 撮影:ユカリノ編集部
宿坊やお庭の雰囲気に圧倒。庭の苔や重なり合う木石の写真を熱心に撮られている方も多かったですね。
ランチは添田町特産品三昧の豪華二段弁当

ランチは添田町特産品三昧の豪華二段弁当

鹿肉や炊き込みご飯、素材の味自体が濃い人参など、地元の食材に拘った、「一飯一汁(One Rice One Soup)」プロジェクトによるお食事をいただきました。その味はもちろん、品数の多さにも大満足!
via 撮影:ユカリノ編集部
火の入った囲炉裏端で、ボランティアガイドの皆様のお話を...

火の入った囲炉裏端で、ボランティアガイドの皆様のお話を聴きながら…

囲炉裏周りで食事をしていると、燻ぶる灰の薫りまでも気持ちを盛り立ててくれます。

流れる煙の先を辿ると、煤で黒くなったスノコ天井や柱に目が行き往時の山伏の生活振りや「英彦山参り」に来られた檀家さん達もほっと一息付かれていたのでは…という色々な場面が思い浮かびます。
via 撮影:ユカリノ編集部
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磯部深雪

磯部深雪

「歴☆女子会」主宰、「武蔵守歴女会」広報、インターネットTV「歴☆女子会の勝手に○○おかわりっ!!」メインパーソナリティを務めた他、各地の歴史系イベントMC、プロデュース業務などを行う。歴女に関する番組や各メディアへの出演、トークイベントなど歴女タレントとして活動中。特に伊達政宗公に傾倒しており、仙台・会津・米沢での活動が多い。趣味は政宗公の日々を追いかけた年表づくりと刀剣鑑賞。 公式

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