第4回:雲海だけじゃない!天空の城・竹田城【月刊 日本の城】
2018年3月30日 更新

第4回:雲海だけじゃない!天空の城・竹田城【月刊 日本の城】

webサイト「日本の城 写真集」の管理人・けいすけが、日本の名城の見どころ、撮りどころを徹底的に紹介する連載「月刊 日本の城」。第4回は天空の城として名高い竹田城をご紹介します。寒暖の差の大きな10~12月頃に城のまわり一帯に霧が立ち込め、竹田城の石垣が霧の雲海の上に顔を出します。また見どころは決して雲海だけではなく、400年以上前に築かれた武骨で荒々しい石垣もまた竹田城の魅力です。そんな竹田城のオススメのポイントを写真を中心に紹介していきます。

けいすけ(日本の城写真集)けいすけ(日本の城写真集)

江戸時代以前に築かれた石垣がそのまま残る竹田城

竹田城(兵庫県朝来市)は、かつての但馬国(現在の兵庫県の北部)にある城です。戦国時代、竹田城は但馬国を支配した山名氏の有力家臣の居城でしたが、やがて羽柴秀吉が攻略し支配下に置きます。

天正13年(1585)には秀吉配下の赤松広秀が城主に任じられ、今見られる石垣はこの広秀が城主の時代に築いたものです。秀吉は石垣造りの城を全国に広めますが、竹田城もそのひとつで、石があまり加工されていない武骨な石垣が特徴です。

広秀は関ヶ原合戦後に切腹し、竹田城もその後廃城となりました。そのため、建築物はなくなってしまいますが、石垣は今に至るまでほぼそのままの状態で保たれている貴重なものです。
それでは、遥か山上に築かれた石垣の姿を堪能すべく、竹田城に、いざ出陣!

竹田城へのアクセス方法

竹田城は近年知名度が急上昇し、数多くの観光客が訪れるようになりました。竹田城までは山麓から山道を30~40分ほど登ると到着しますが、多くの方は山の中腹まで車道が通じているのでバスまたはタクシーでアクセスするようです。
なお、竹田城がある地は寒冷地で、冬は雪が積もる地方でもあり、季節により入城が規制されるのでご注意ください。

ただいま2017年12月1日〜2018年1月3日は、午前10時〜午後2時(最終登城午後1時)になります。

撮影ポイント1:訪城者を迎える大手門

【竹田城入口】いよいよここから竹田城に入る

【竹田城入口】いよいよここから竹田城に入る

via 写真提供:日本の城 写真集
山腹駐車場まで到着したら、そこから徒歩20分ほどで大手門跡に到着します。ここが竹田城めぐりのスタート地点。坂と階段を登って城内へ進みましょう。やがて大きな荒い石を積んだ石垣が見えてきます。このような石垣の積み方を野面積と呼びます。
【坂を登ると石垣が見えてくる】この先に大手門が待ち構える

【坂を登ると石垣が見えてくる】この先に大手門が待ち構える

via 写真提供:日本の城 写真集
【野面積の石垣】下から見上げると迫力がある

【野面積の石垣】下から見上げると迫力がある

via 写真提供:日本の城 写真集
【大手門枡形】大手門の枡形を見下ろす

【大手門枡形】大手門の枡形を見下ろす

via 写真提供:日本の城 写真集

北側の守りを固める北千畳

大手門を入ると北千畳という曲輪に入ります。北千畳は竹田城の北端の曲輪で、城内随一の広さがあります。
【北千畳】遥か山麓を望むことができる

【北千畳】遥か山麓を望むことができる

via 写真提供:日本の城 写真集
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けいすけ(日本の城写真集)

けいすけ(日本の城写真集)

Webサイト「日本の城写真集」(http://castle.jpn.org/)の管理人です。日本各地にある遺構の残る城や著名な城を訪問し、城の象徴である天守のみならず、様々な見どころの写真を撮って公開しています。みなさまに城の魅力が少しでも伝われば何よりです。日本全国444城、16,428枚の写真を収録(2017/9/4現在)。Twitterもやっています:https://twitter.com/castle_jpn 公式

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