沖縄県・首里城公園で琉球王国時代の祭り「百人御物参」が再現
2018年2月27日 更新

沖縄県・首里城公園で琉球王国時代の祭り「百人御物参」が再現

琉球王朝時代に首里城で行われていた祭祀「百人御物参」。神女が首里城および周辺の聖域(御嶽)を巡拝する祭祀行事です。その百人御物参が今年も首里城公園にて3月3日、4日に再現されます。

ユカリノ編集部ユカリノ編集部

首里城

首里城

1429~1879年までの450年間にわたり存在した王制の国・琉球王国。中国や日本、東南アジアとの交易により、独自の文化が育まれていました。その王国の政治・外交・文化の中心として栄華を誇ったのが首里城です。
1992年、沖縄本土復帰20周年を記念し国営公園として復元、2000年には世界遺産として登録されました。

首里城は国王とその家族が暮らす王宮であるとともに、王国統治の行政機関本部として各地に配置された神女(しんじょ)たちを通じ、祭祀を運営する拠点でもありました。
琉球王国時代に城内で執り行われた祭祀のひとつ、「百人御物参(ももそおものまいり)」が3月3日(土)・4日(日)に首里城公園(沖縄県那覇市)で再現されます。

「百人御物参」とは

京の内での巡拝

京の内での巡拝

百人御物参とは、神女たちが首里城内やその周辺にある聖域=御嶽(うたき)をお参りする行事。御嶽では、国王の長寿やその子孫の繁栄、航海安全、国土の安全、五穀豊穣を祈願します。往時は、類似の行事を含めて年間6回程度行われていました。

神女たちは、「御内原」(おうちばら)とよばれた首里城正殿の裏側にある空間と、表側にある「御庭」(うなー)や御嶽等を巡るため、この行事は首里城での「表」の世界と、「内」の世界をつなぐ行事ともいえます。本イベントでは、巡拝コースの一部が再現(※再現は首里城内のみ)。あなたも首里城の奥深さを堪能してみませんか?
首里森御嶽への拝礼

首里森御嶽への拝礼

首里城公園 百人御物参(ももそおものまいり)

百人御物参

開催日程:平成30年3月3日(土)・4日(日)
会場:首里城公園 御庭~下之御庭(首里森御嶽)~京の内
※御庭は有料区域(大人820円・中人620円・小人310円)
時間:一回目/12時~13時、二回目/15時~16時

※イベント内容は、変更または中止になる場合あり
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