2019年は小田原・静岡・甲府に注目!500年記念に沸く戦国大名ゆかりの地
2019年1月1日 更新

2019年は小田原・静岡・甲府に注目!500年記念に沸く戦国大名ゆかりの地

2019年、様々な500年の節目を迎える戦国大名たち。神奈川県小田原市では北条早雲の没後500年、静岡県静岡市では今川義元の生誕500年、そして武田氏ゆかりの地・山梨県甲府市では開府から500年となり、それぞれのゆかりの地は記念事業で盛り上がっています。あらためてその功績を見直すとともに、記念のお祝いに出かけてみてはいかがでしょうか?

ユカリノ編集部ユカリノ編集部

北条早雲没後500年!神奈川県小田原市では「北条早雲公顕彰五百年事業」が実施中

小田原駅西口前にある北条早雲公の像

小田原駅西口前にある北条早雲公の像

via 撮影:ユカリノ編集部
永正16(1519)年8月15日に亡くなった、戦国大名・北条早雲。2019年は、早雲公の没後500年目にあたります。

北条氏が小田原城を本拠とした1518年から500年目を迎えた2018年より、神奈川県小田原市では2年間「北条早雲公顕彰五百年事業」とし、様々なイベントを実施。あらためて早雲公や北条氏の功績を広めるべく活動しています。

毎年5月3日に行われる「小田原北條五代祭り」のほか、ゆかりの地で行われる関連イベントは盛り上がること必至!

今川義元生誕500年!静岡県静岡市は「今川義元公生誕五百年祭」

「今川義元公生誕五百年祭」のロゴマーク

「今川義元公生誕五百年祭」のロゴマーク

義元が戦に用いた馬印「赤鳥」をマークに採用。
via 提供:静岡商工会議所
2019年に生誕500年を迎えるのは今川義元公です。
駿河や遠江をおさめ「海道一の弓取り」と呼ばれており、京都の文化にも精通していた義元公。しかし桶狭間の戦い(1560年)で織田信長に敗れて以来、ややネガティブイメージが定着してしまいました。

そんな義元公のネガティブイメージを払拭すべく、ゆかりの地・静岡市では2019年「今川義元公生誕500年事業」として様々な取り組みを実施。
涙のゆるキャラ「今川さん」

涙のゆるキャラ「今川さん」

織田信長に敗れて以来、世間から「阿呆」「公家かぶれ」とバカにされて
きたのが悔しくて泣いているのだそう。
via 提供:静岡市
5月には駿府城にて「今川復権まつり(仮)」を開催するほか、2020年にはJR静岡駅北口広場に銅像も設置される予定だそうですよ。

2019年はゆかりの地・静岡市で行われるイベントを通じて、義元公の本来の姿を見つめ直してみませんか?

武田氏ゆかりの地・山梨県甲府市では「こうふ開府500年記念事業」が開催

武田神社

武田神社

via 撮影:ユカリノ編集部
武田信玄の父・信虎公が、躑躅が崎(現・武田神社)の地に館を移し、大規模な城下町の整備に着手したのが永正16(1519)年。2019年に500年の節目を迎える甲府では、「こうふ開府500年記念事業」が行われています。

2019年4月には信虎・信玄・勝頼の武田氏三代が過ごしたゆかりの地に「甲府市武田氏館跡歴史館」がオープン。史跡武田氏館跡の歴史や、発掘調査の成果などを紹介する新たな歴史スポットとして注目を集めています。
2018年12月には甲府駅北口に武田信虎公の像も完成。南口の信玄公の像とともに、甲府駅で出迎えてくれますよ。
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