没後150年、新しい龍馬像を見に行こう!東京にある坂本龍馬ゆかりの地
2018年11月14日 更新

没後150年、新しい龍馬像を見に行こう!東京にある坂本龍馬ゆかりの地

現在、龍馬の没後150年ということで特別展覧会が全国各地で開かれています。(東京は2017年4月から江戸東京博物館にて開催)いつになっても龍馬は私たちを惹きつけてやみません。幕末、龍馬の活動場所は全国に及び、もちろん東京にもゆかりの地が各所にあるのです。今回は龍馬ゆかりの地・東京編をご紹介します。

ユカリノ編集部ユカリノ編集部

今回ご紹介する「坂本龍馬ゆかりの地:東京編」はこちら

・勝海舟・坂本龍馬師弟像(港区赤坂)
・東京復活大聖堂(千代田区神田)
・浜川砲台跡(品川区東大井)
・千葉定吉道場跡(中央区八重洲)
・青山霊園(港区青山)

坂本龍馬と東京(江戸)の関係とは?

龍馬は3度江戸に来ています。1度目は嘉永6(1853)年、19歳の時に剣術修行にやって来て、千葉道場に入門しています。いったん帰国後、22歳から24歳まで再び千葉道場にやって来ています。
その後、土佐勤王党に入り、やがて脱藩した龍馬が3度目に江戸を訪れた時には、勝海舟との出会いがありました。これが彼の人生を大きく変え、以後彼は明治維新を支える活躍を見せるのです。東京の地こそ、彼の運命と大きく関わった土地とも言えるかもしれませんね。
「龍馬と江戸を強く結びつけた師・勝海舟」

「龍馬と江戸を強く結びつけた師・勝海舟」

新名所!勝海舟・坂本龍馬師弟像(港区赤坂)

勝海舟・坂本龍馬師弟像

勝海舟・坂本龍馬師弟像

男前2ショット!
2016年9月に完成したばかりの勝海舟・坂本龍馬師弟像。赤坂にあった勝の旧邸宅跡に建てられています(現在は老人ホーム敷地内)。

座った勝が1.6m、立った龍馬は1.9mの高さで、2人は共に同じ方向に視線を向けています。海外に目を向けた2人の志を表現するため、海の向こうのアメリカを見るように東向きに設置したのだそうですよ。
尊王攘夷派だった龍馬は、開国を唱える勝を斬ろうとして、その屋敷を訪れました。しかし勝の思想に触れて考えを変え、弟子入りを願ったという逸話に基づいて作られています。

龍馬がいなかったら建設されなかった?ニコライ堂(千代田区神田駿河台)

「日本とは思えない優雅な教会」

「日本とは思えない優雅な教会」

ヨーロッパ風の建築が東京の街中で目を引くニコライ堂(正式名:東京復活大聖堂教会)は、龍馬の親戚にあたる山本(沢辺)琢磨が建設に尽力した教会です。
龍馬とは従兄弟同士だった沢辺琢磨

龍馬とは従兄弟同士だった沢辺琢磨

日本ハリストス正教会初の正教徒(ハリスチャニン=クリスチャン)にして最初の日本人司祭となりました。
龍馬が剣術修行のために江戸に滞在していた折、琢磨は酔って盗みを働きあわや切腹沙汰になるところを龍馬と武市半平太に助けられました。なんとか逃げのびた琢磨は、やがて日本人初の司祭となってニコライ堂建設に関わることになったのでした。龍馬がいなかったら、今頃ニコライ堂は建てられていなかったかもしれませんね。
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