【8月10日は妖怪出没注意】百鬼夜行日の逢魔刻に『妖怪ナイト』が開催
2018年8月8日 更新

【8月10日は妖怪出没注意】百鬼夜行日の逢魔刻に『妖怪ナイト』が開催

福岡市博物館では、現在『幽霊・妖怪画の世界』展を開催中。その注目作品である「百鬼夜行絵巻」にちなみ、妖怪が出没すると言われる8月10日「百鬼夜行日」の逢魔刻に『妖怪ナイト』を開催。暑い夏の夜の思い出に、妖怪たちの世界を覗いてみませんか?

ユカリノ編集部ユカリノ編集部

福岡市博物館所蔵「幽霊・妖怪画の世界」展

福岡市博物館で現在開催中の『幽霊・妖怪画の世界』展。
円山応挙や伊藤若冲の作品を含む、同館所蔵の幽霊・妖怪画コレクション約50点が公開され、人気を博しています。
「付喪神図」(伊藤若冲筆)

「付喪神図」(伊藤若冲筆)

via 福岡市博物館所蔵
こちらは江戸中期に活躍した絵師・伊藤若冲による「付喪神図」。
霊魂が宿った器物の妖怪、付喪神(つくもがみ)を描いています。茶釜や茶碗といった茶道具のほか、燭台、琴や琵琶など様々な付喪神たちの恐ろしくも愛らしい姿はついつい見入ってしまいますね。
よく見ると他の付喪神たちの目線が茶筅と湯飲みに集まっていることが分かります。ひょっとしたら、茶筅と湯飲みが新しく付喪神として生まれ変わる瞬間かもしれません。

また、鬼や妖怪達の行列を描いた「百鬼夜行絵巻」は本展でも注目の作品のひとつ。
「百鬼夜行絵巻」(尾形守房筆)※部分

「百鬼夜行絵巻」(尾形守房筆)※部分

via 福岡市博物館所蔵
福岡市博物館ではその百鬼夜行が行われる「百鬼夜行日(ひゃっきやぎょうにち)」の8月10日、関連イベントとして『妖怪ナイト』を開催!
昼と夜が入れ替わり、妖怪たちに出会いやすいといわれる逢魔刻より、妖怪に親しむ?様々な企画を楽しめます。

幽霊・妖怪に仮装した子どもたちに限定特製バッジをプレゼント!

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絵巻物から逃げ出した妖怪を探す「目指せ!ようかいハンター」や、特製の「百鬼繚乱ぬりえ」を楽しむコーナーなど、親子で楽しめる企画が満載。さらに当日『幽霊・妖怪画の世界』展におばけの仮装で入場した子供たちには、先着100名限定特製バッジ(全20種類)もプレゼントとのこと!

ほか、同館スタッフによる日韓おばけギャラリートーク、歌手・ハマノユリナさんによるライブなども行われます。気づいたら、隣で妖怪も一緒に楽しんでいるかもしれませんね。
暑い夏の夜、妖怪たちの世界を覗きに出かけてみてはいかがでしょうか。

妖怪ナイト/「幽霊・妖怪画の世界」展

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<妖怪ナイト>
開催:8月10日(金)
時間:17時~19時30分
※日韓おばけギャラリートークは17時30分~18時、ハマノユリナさんライブは18時30分~19時30分

<福岡市博物館所蔵「幽霊・妖怪画の世界」展>
開催:平成30年7月7日(土)~ 8月26日(日)
休館日:毎週月曜日 ※ただし8月13日は開館、8月16日は休館
時間:9時30分~17時30分(入館は17時まで)
※金・土・日曜日、および8月13日・14日・15日は20時まで開館(入場は19時30分まで)

同時開催!ボストン美術館浮世絵名品展「鈴木春信」

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