アニメも話題!『ゴールデンカムイ』の聖地・北海道を巡る
2018年6月19日 更新

アニメも話題!『ゴールデンカムイ』の聖地・北海道を巡る

明治時代の北海道が舞台の歴史マンガ『ゴールデンカムイ』。巧みな時代考証や忠実に描写されたアイヌ文化など、歴史ファンも唸る珠玉の作品は、2018年4月よりアニメも始まり、ますます注目が集まっています。そんな『ゴールデンカムイ』をより深く楽しむためのスポットをご紹介します。

ユカリノ編集部ユカリノ編集部

『ゴールデンカムイ』とは

『ゴールデンカムイ』1〜13巻(以下続刊)

『ゴールデンカムイ』1〜13巻(以下続刊)

野田サトル著
(ヤングジャンプコミックス/集英社)
作品の舞台は明治時代後期の北海道。日露戦争の兵士だった「不死身の杉元」こと杉元佐一が、網走監獄の死刑囚によって隠された埋蔵金の話を聞くところから始まります。
ある目的のために大金を欲する杉元が、アイヌの少女アシㇼパと手を組み、大自然の脅威や埋蔵金を狙う他の一味からの攻撃に立ち向かいながら手がかりを掴んでゆく、歴史エンターテイメント作品です。

丹念な時代考証に基づいた世界観は歴史ファン垂涎まちがいなし。近代の日本、北海道で名を馳せた著名人も登場し、活躍を見せてくれます。
また、アイヌ研究の第一人者を監修に迎えて緻密に描かれるアイヌ文化も大きな見所。アイヌ文化を学ぶ入門書としても優秀な作品です。

今回は作品内に登場する舞台から、アイヌ文化や明治時代の北海道がわかる施設を紹介します。

今回紹介する『ゴールデンカムイ』ゆかりの地はこちら!

・杉元らが最初に訪れる場所:小樽(北海道小樽市)
・埋蔵金の発端になった場所:博物館 網走監獄(北海道網走市)
・陸軍第七師団がわかる:北鎮記念館(北海道旭川市)
・アイヌのことがわかる:阿寒湖アイヌコタン(北海道釧路市)
・これぞ真の聖地!?:北海道開拓の村(北海道札幌市)

杉元らが最初に訪れる場所:小樽(北海道小樽市)

小樽運河

小樽運河

埋蔵金の手がかりを探しに、杉元とアシㇼパが最初に訪れる街・小樽。
アイヌ語で「砂浜の中の川」を意味する「オタルナイ」が名前の由来とされています。
江戸時代中期に松前藩が交易場を置き、以来商業都市として発展しました。
鰊御殿

鰊御殿

小樽運河を中心に鰊御殿など近代の建物が多く存在し、散策しているだけでも『ゴールデンカムイ』で描かれた時代の雰囲気が楽しめます。
建物の多くは店舗として利用されているので、食事や買い物にも困りません。
新鮮な海産物が豊富な街で、100店舗以上ものお寿司屋さんが点在しています。

埋蔵金の発端になった場所:博物館 網走監獄(北海道網走市)

博物館 網走監獄

博物館 網走監獄

物語の鍵となる埋蔵金の発端となった網走監獄。
現在は「博物館 網走監獄」として、当時の建物と景観そのままに、刑務所での生活を展示公開しています。庁舎や舎房、独房など、臨場感満載の景観は必見です。

舎房内には、人形で脱獄を再現するという粋?な演出も・・・。
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