2019年大河ドラマ『いだてん』で注目!オリンピックの父・嘉納治五郎と講道館
2018年6月5日 更新

2019年大河ドラマ『いだてん』で注目!オリンピックの父・嘉納治五郎と講道館

世界的なスポーツとなった柔道。その誕生に貢献した「柔道の父」嘉納治五郎は、日本のオリンピックへの参加を実現させたことから「オリンピックの父」とも呼ばれていました。2019年大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』では役所広司さんが演じ、主人公の金栗四三を見出した治五郎の功績と講道館を紹介します。

ユカリノ編集部ユカリノ編集部

柔道の父・嘉納治五郎

20代の嘉納治五郎

20代の嘉納治五郎

ロシアのプーチン大統領も尊敬しているといわれる治五郎とは?
嘉納治五郎は万延元年(1860)10月28日、兵庫県武庫郡御影町に生まれます。
11歳のとき東京へ出てきた治五郎は、のちに東京大学の前身である開成学校に入学すると、政治学や経済学、さらに哲学を学びました。

勉学に勤しむ一方で、幼少時から体が小さかった治五郎は、腕力の強い者にも負けない手立てを模索します。そこで注目したのが日本の古流柔術でした。

在学中より天神真楊流、起倒流の道場で学んだ治五郎は、いずれもその奥義を修得。
そして修行を通して学んだ柔術の「柔よく剛を制す」の原理を「心身の力を最も有効に使用する」原理へと発展させていくことで、「柔道」を考案します。

講道館発祥の地:永昌寺(東京都台東区)

永昌寺には「講道館柔道発祥之地」の石碑と刻まれた石碑が...

永昌寺には「講道館柔道発祥之地」の石碑と刻まれた石碑が残されています。

こうして誕生した柔道を学ぶ道場として、明治15年(1882)に治五郎が創設したのが「講道館」です。
最初の道場は、現在の東京都台東区東上野にある永昌寺の書院を借りて開かれました。
わずか12畳という広さでしたが、翌年南神保町に道場を移すまで熱心な稽古が行われたのです。
永昌寺

永昌寺

当時の永昌寺の建物は関東大震災により焼失しましたが、のちに再建されます。

嘉納治五郎の銅像も!柔道の総本部・講道館(東京都文京区)

講道館にある嘉納治五郎の銅像

講道館にある嘉納治五郎の銅像

その後も講道館は移転を繰り返し、現在は東京都文京区春日に所在。治五郎の銅像も立てられました。

柔道の総本山として、世界各国から多くの修行者が集まる講道館。
経験者なら誰でも参加できる一般稽古や、初心者が基本から学べるコースなどさまざまなクラスが設けられています。
もちろん経験がない方も大道場での稽古の見学や、柔道の歴史を学べる資料館や図書館を利用できますよ。
講道館

講道館

大道場
稽古時間:平日午後4時〜午後8時、土曜〜午後7時30分

柔道資料館・図書館
開館時間:平日午前10時〜午後5時

教育者としても活躍

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