一度は行きたい!伊勢神宮の御朱印巡りとおかげ横丁
2018年4月11日 更新

一度は行きたい!伊勢神宮の御朱印巡りとおかげ横丁

一生に一度は行きたいお伊勢参り!江戸時代中期以降に盛んになったお伊勢参りは、手ぶらで行っても沿道の住民から施しが受けられるため「お陰参り(おかげまいり)」とも呼ばれました。今回は伊勢神宮の内宮、外宮の御朱印、途中立ち寄ることができる猿田彦神社の御朱印、さらに人気の観光スポット「おかげ横丁」もご紹介いたします。

みのうち社みのうち社

伊勢神宮 下宮(三重県伊勢市)

鳥居をくぐれば神域。下宮では左側通行で進みます。

鳥居をくぐれば神域。下宮では左側通行で進みます。

via 写真提供:みのうち社
伊勢神宮は内宮、外宮に分かれており、下宮からお参りするのがルールです。
伊勢神宮の下宮に祀られているのは豊受大御神(とようけのおおみかみ)で、内宮に祀られている天照大御神のお食事を司っています。そのことから衣食住や産業にご利益があるといわれています。
古殿地

古殿地

爽やかな森の中をまっすぐ進んでいくと見えてくる古殿地(こでんち)。
via 写真提供:みのうち社
伊勢神宮は20年に一度、正宮をまるっと造り替える「式年遷宮」を行っており、古殿地は前回の式年遷宮まで正宮が建っていた場所になります。
2018年現在の古殿地は手前側、その奥に現在の正宮が建てられています。次の式年遷宮は2033年です。
正宮

正宮

via 写真提供:みのうち社
撮影はここまで!ここから先は撮影禁止です。

下宮の建築様式は「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」と呼ばれ、ヒノキの素木を用いて造られています。屋根の上のクロスした木を「千木(ちぎ)」といいますが、下宮正殿の千木は、先端が垂直に切られているのが特徴です。
また、棟の上に等間隔で置かれた円柱型の木は「鰹木(かつおぎ)」といい、下宮正殿には9本配置されています。後述する内宮と異なる仕様なのでチェックしてみてください。

下宮では朝と夕の2回、天照大御神の食事を供える日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)が日課として続けられています。タイミングが合えば、禰宜(ねぎ)がお食事を運ぶ姿を見ることができますよ。
下宮の御朱印

下宮の御朱印

下宮の御朱印は神楽殿にてお受けいただけます。年間通して参拝者の多い場所なので、御朱印所もそこそこ混みますが、窓口がいくつかあるので長時間並ぶことはないでしょう。
via 写真提供:みのうち社

伊勢神宮 内宮(三重県伊勢市)

宇治橋

宇治橋

宇治橋の両端の鳥居は旧正殿の棟持柱(むなもちばしら)を利用したもの。
via 写真提供:みのうち社
次はいよいよ伊勢神宮内宮へ!この宇治橋の前の鳥居をくぐれば内宮の敷地内です。
川の上で雨風にさらされる宇治橋は、宮大工ではなく船大工の技術によって架けられています。
内宮は下宮とは逆の右側通行なのでご注意あれ。
木除杭

木除杭

宇治橋の右側にある気になる柱。これは木除杭(きよけぐい)といい、五十鈴川(いすずがわ)上流から流れてくる流木が宇治橋に当たることを防いでいます。
via 写真提供:みのうち社
五十鈴川御手洗場

五十鈴川御手洗場

手前にある手水舎で手を清めてもよいですが、せっかくなので沢まで降りてこちらの御手洗場で手を清めましょう。清流がとても気持ちいいですよ!御手洗場の石畳は元禄5年(1692)に徳川綱吉の生母・桂昌院が寄進したといわれています。

via 写真提供:みのうち社
正宮

正宮

via 写真提供:みのうち社
内宮の撮影はここまで!ここから先は撮影禁止です。

内宮に祀られているのは天照大御神。日本人の大御祖神です。
内宮の建築様式も「唯一神明造」になっていますが、下宮とは異なり、「千木」の先端は水平に切られ、「鰹木」は10本あります。
現在の正宮は手前側にあり、奥が古殿地となっています。
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みのうち社

みのうち社

歴史好きなイラストレーター&ライター、デザイナー、編集者の3人組。 武将の城や偉人の史跡、神社仏閣、美術など、身近にあるものでも最大限に楽しめる「歴史エコ」な情報を発信していきたいと思います。 今後は、各種イベントや本の企画など、歴史にまつわる仕事をしていく予定です。よろしくお願いします! 公式

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