交友関係に恵まれた愛されキャラ?初代内閣総理大臣・伊藤博文【小栗さくらがゆく!幕末維新のみち:第24回】
2019年2月13日 更新

交友関係に恵まれた愛されキャラ?初代内閣総理大臣・伊藤博文【小栗さくらがゆく!幕末維新のみち:第24回】

歴史タレント・小栗さくらが、幕末維新ゆかりの場所を旅する連載。第24回は、初代内閣総理大臣にして、4回も総理大臣を務めた伊藤博文です。長州藩の農民から日本のトップまで上り詰めますが、最後は暗殺されてしまうという劇的な人生を送った博文。運を味方に、師や先輩たちに可愛がられた彼が出会った人々や、その評価について紹介します。

小栗さくら小栗さくら

「剛凌強直(ごうりょうきょうちょく)」とは、明治6(1873)年に木戸孝允が伊藤博文を推薦した時に使った言葉です。意味は、強く厳しく正直であるということ。

幕末の頃磨き上げたコミュニケーション能力を存分に活かし、博文は海外に通じた明治の政治家としての階段を駆け上っていきます。時には先輩である木戸孝允や友である井上馨とぶつかることも辞さず、思ったことを意見し、岩倉具視さえ驚かせたほどの厳しさを持っていました。
しかし、晩年になっても多くの来客の相手をし、人とのコミュニケーションを大切にしていたという博文。そうしたところは幕末の頃と変わらなかったのだろうと想像できますね。

2018年は明治150年ということもあり、全国各地で博文に関する資料を見ることができます。
政治家としての姿を想像しがちな伊藤博文ですが、これを機にさまざまなエピソードに触れていただければ嬉しいです。

萩博物館の特別展「長州ファイブー幕末・海外留学生の軌跡ー」

明治維新150年記念特別展第2弾『長州ファイブー幕末・...

明治維新150年記念特別展第2弾『長州ファイブー幕末・海外留学生の軌跡ー』

萩博物館で開催される特別展では、記事中に掲載した「長州ファイブ」の写真と長州ファイブが密航した横浜の錦絵のほか、来原良蔵に宛てた博文の書簡、手帳や眼鏡といった遺品も展示されますよ。
開催:平成30年10月27日(土)~11月25日(日)
会場:萩博物館 企画展示室
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:なし(年中無休、年末年始も開館)
<参考文献>
「伊藤博文 近代日本を創った男」(伊藤 之雄著/講談社)
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小栗さくら

小栗さくら

中学生時代に司馬遼太郎氏の『燃えよ剣』を読んで以来、歴史に興味を持つ。 駒澤大学歴史学科卒業と同時に博物館学芸員資格を取得。 現在『歴史タレント』として、TVやCMに出演。また、イベント司会、講演会、コラム執筆と幅広く活躍中。 諏訪市公認キャラクター・諏訪姫の声優も務めている。 タレント活動と並行し「さくらゆき」というアーティスト名で歴史をテーマにした楽曲の発信、ライブ等を行っている『歴史系アーティスト』でもある。 公式

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