2019年大河ドラマ「いだてん」ロケ地も!金栗四三ゆかりの地
2018年10月23日 更新

2019年大河ドラマ「いだてん」ロケ地も!金栗四三ゆかりの地

2019年の大河ドラマは、日本マラソンの父といわれる金栗四三を主人公にした「いだてん」です。日本人で初めてオリンピックに参加し、箱根駅伝の創設者としても知られる金栗四三。すでに撮影が始まり、放送に向け期待の高まる「いだてん」の舞台、金栗四三ゆかりの地をいち早くご紹介します。

ユカリノ編集部ユカリノ編集部

「マラソンの父」金栗四三とは?

「金栗四三:彼が登下校時に走った12㎞は『金栗四三ロー...

「金栗四三:彼が登下校時に走った12㎞は『金栗四三ロード』と呼ばれている」

via 写真提供:和水町
金栗四三は、明治24(1891)年8月20日、熊本県玉名郡春富村(現・和水町)に誕生しました。幼い頃はとてもひ弱だったそうです。父・信彦が43歳の時に生まれたため、「四三」と名付けられたのだそう。
しかし、高等小学校に入ると、学校までの往復12㎞を毎日走って登校するようになります。これが彼の「かけあし登校」で、マラソンをする上での基礎となったと本人も振り返っています。

金栗四三生家(熊本県和水町)

「金栗四三生家」

「金栗四三生家」

via 写真提供:和水町
四三の家は代々続く旧家で、築200年以上を経過した彼の生家が現存しています。ここには四三が勉強に使っていた「学校部屋」なる小さな部屋があります。
「学校部屋」

「学校部屋」

via 写真提供:和水町

日本人初のオリンピック選手に

 「四三の才能を見抜いた嘉納治五郎」

「四三の才能を見抜いた嘉納治五郎」

東京高等師範学校(筑波大学)に進学した四三は、マラソンの道へ進みます。
彼が注目されたのは、ストックホルム五輪の予選会に参加したときのことでした。当時の世界記録を27分も縮め、翌年の五輪に日本人で初めて参加することになったのです。

しかし、明治45(1912)年のストックホルム五輪は酷暑で、四三は途中で倒れて意識不明となってしまいます。近くの農家に助けられているうちに競技は終了し、四三はそのまま帰国したため失踪扱いとなってしまいました。

その後のベルリン五輪は戦争のため参加できず、アントワープ五輪、パリ五輪では成績がふるわず、やがて彼は第一線から退きます。

四三が礎を築いた「箱根駅伝」

しかし、彼は選手のうちから国内のマラソンの発展にも力を入れていました。
大正9(1920)年、彼の尽力によって開催された四大専門学校対抗駅伝競走は、現在の箱根駅伝となって続き、日本の長距離界に多くの選手を輩出することとなるのです。
お正月の名物となっている箱根駅伝の往路ゴール・復路スタ...

お正月の名物となっている箱根駅伝の往路ゴール・復路スタート地点

すぐ近くには箱根駅伝ミュージアムもあり、その歴史を学ぶこともできます。
箱根の芦ノ湖のすぐそばに、「東京箱根間往復大学駅伝競走往路ゴール」と刻まれた碑があります。裏側には「復路スタート」と刻まれ、今でも箱根駅伝開催時は多くのドラマが生まれる場所となっています。
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